旅レポ特集

め ぐ る

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情緒漂う宿場まち「江迎」の魅力まとめ

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長崎県北部に位置し、平戸往還の宿場町としての歴史を持つ江迎町。町のあちこちには当時の面影を残す建築物が立ち並び、平戸藩主が愛した調度品などが一般公開されています。
今回は、そんな古き良き風情が残る江迎の魅力にふれてみましょう。

江迎の歴史


江迎はかつて交通の要衝でした。その歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。平戸藩の本陣が置かれた江迎町は、江戸時代に整備された街道の1つである「平戸往還」の宿場町として栄えました。平戸藩のお殿様をはじめ、実に多くの人々が行き交い、羽を休めてきた場所なんですね。

佐世保中心部からのアクセス

【車の場合】
佐世保中心部からは、西九州自動車道の利用がおすすめ。佐世保中央ICから佐々ICで降りたあと、県道227号線を経由して30~40分ほどで到着します。

【電車の場合(松浦鉄道)】
江迎へは、松浦鉄道で行くこともできます。松浦鉄道とは、長崎県北部と佐賀県の一部(有田・伊万里)を走るローカル線で、地元では「MR」の通称で親しまれています。
車両は一両編成で、佐世保駅を始発に1時間に2~3本出ています。佐世保駅を出発して24番目の「江迎鹿町駅」を目指しましょう。日本最短駅間距離という面白い記録を持つ佐世保駅中央駅・中佐世保駅間や、吉井駅・潜竜ヶ滝駅間で見られる有形文化財の「竹筋アーチ橋」など、MRだけでしか楽しめない景色を楽しんでみてください♪

詳しい時刻表は松浦鉄道の公式サイトをチェック→時刻表はこちら

ここからは、古くから現存する歴史スポットや話題のスポット、ニュースポットをご紹介します!江迎まち歩きの参考にどうぞ。

平戸のお殿様が愛した宿
@江迎本陣


長崎県指定史跡として現存する「江迎本陣」は、平戸のお殿様が参勤交代の際に休泊したという宿。元禄元年に酒の酵母を育成するためにつくられたという「山下家もと蔵」も、県の指定有形文化財です。いずれも往時の佇まいがそのまま残り、藩主休泊の備品類とともに観覧することができます。


平戸藩主が各地から職人を呼び集めて造らせたという「水琴窟(すいきんくつ)」や、「枕水舎(ちんすいしゃ)」と呼ばれる殿様専用のお成りの間など、驚くほど豪華で洗練された意匠をじっくりと味わってみてください。江戸時代にタイムスリップしたかのような気分に浸れるかも・・?

■江迎本陣屋敷 山下家もと蔵
住所:佐世保市江迎町長坂209
電話番号:0956-65-2209
入場料:本陣屋敷(大人100円、中学生以下無料)、山下家もと蔵は入場無料
開場時間:9:00~16:00(要事前問合せ)
休館日:日曜・祭日など
駐車場:あり
SNS:公式サイトFacebookInstagram

レトロ可愛い♪商店街ののれんに注目だ


まち歩きの際にぜひチェックしてほしいのが、商店街のあちこちに掲げられているのれんの数々。食事処や生花店など、お店の特徴が家紋のようなイラストで描かれています。思わず写真におさめたくなる、“レトロ可愛い”スポットです。

グルメから体験まで!築約100年の古民家をリノベーションした新スポット
@入り江で迎える まちの駅 おおたや


築約100年の、元精米所だった古民家をリノベーションして2019年にオープン。外観や内装の所々に、長い年月を経た昔ながらの風合いが残っています。
「地元江迎をもっと盛り上げたい!」と集った有志のみなさんによって切り盛りされているお店です。


店内では、江迎特産の「しし肉」入りのうどんや、“アジフライの聖地”として話題の松浦産アジフライ定食といった軽食が楽しめます♪お座敷席もあるので、お子さま連れにもオススメです。


また、地元の新鮮な野菜や特産品に加え、手づくりの繭玉や雑貨なども販売。繭玉つくり体験も予約受付しています。江迎のなりたちを写真などで紹介する展示コーナーもありますので、ぜひ覗いてみてください!

ここではなんとレンタサイクルの貸し出しも行っています。江迎町の広大な歴史と自然を感じながら、サイクリングを楽しんでみるのもいいですね♪

■入り江で迎える まちの駅 おおたや
住所:佐世保市江迎町長坂129
電話番号:0956-80-4279
営業時間:10:00~16:00
※営業時間が変更となる場合がございますので、公式Facebookでご確認ください
店休日:日曜日
駐車場:なし(近隣の商店街駐車場を利用/無料)
SNS:Facebook

まるで絵画の世界!逆さ紅葉のインスタ映えスポット
@寿福寺


寿福寺は寛永12年(1635年)に、松浦藩主の祈願寺として現在の場所に移されました。当時の佇まいを今に伝える立派な門と庭園は見所の1つ。境内には、佐世保では珍しい300年の時を刻んだ梵鐘もあり、歴史の厚みを感じさせてくれます。また、ギャラリーなども併設されています。


初夏のシーズンには「逆さ新緑」も実施されます(5月中旬が見頃)。
どちらも広間の畳を一部はがしてアクリル板をはめ込むことにより、庭園の鮮やかな紅葉や新緑が逆さに写る仕掛けを施しています。その光景はまるで絵画のよう。


期間限定で一般公開される、秋の「逆さ紅葉」(11月中旬~下旬が見頃)は、秋の風物詩として各地から多くの拝観客が訪れます。

一般公開の会期や拝観時間、拝観料は毎年変わる可能性がありますので、事前のお問い合わせがオススメです♪

■寿福寺
住所:佐世保市江迎町長坂276
電話番号:0956-65-2040
駐車場:あり
SNS:なし

地元食材を使ったこだわりスイーツのお店
@ストロベリースタイル


たくさん江迎のまちを見て回ったあとは、ここでホッとティータイムでもいかがでしょう。自然に囲まれたのどかな商店街の一角にあるスイーツのお店「ストロベリースタイル」。地元の人々をはじめ、町外からも足を運ぶ人も多い人気店です。


新鮮な朝採れ苺搾りたてのミルクなど地元食材にとことんこだわったケーキが20種類ほど並ぶほか、マイナス30℃の鉄板でつくる「コールドパンジェラート」やドリンクなどバラエティ豊富なメニューが魅力。
お土産にピッタリな焼き菓子、ギフトも販売されていますよ。


2階は広いソファスペースになっていて、フリードリンク片手にカフェタイムが楽しめます。おしゃれなファブリックと美味しいスイーツと一緒に、ゆったりとした時間が過ごせそうですね。

■ストロベリースタイル
住所:佐世保市江迎町長坂138-4
電話番号:050-5594-0676
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
SNS:Facebook

江迎の夏を締めくくるビッグな伝統行事

2020年の開催は中止となりました


毎年8月23日・24日に行われる、江迎の夏を締めくくるお祭り「江迎千灯籠まつり」。約3,500個もの灯籠が飾られた約25mのタワーは、日本一高い灯籠タワーとしても有名です。光り輝くその姿を一目見ようと、毎年多くの観光客やカメラマンで賑わいます。
また、街中にも1万個近くの灯籠のあかりがともされ、幻想的な光景を楽しむことができます。

豪華景品が当たるメインイベントの1つ「ゆかたの女王コンテスト」も熱気たっぷり!


こちらは、「江迎千灯籠まつり」と同日に開催される伝統行事「水かけ地蔵まつり」。インパクトのある名前ですよね。その内容は、子どもたちが神輿に乗せた木彫りのお地蔵様に水をかけ、そのあと神輿を担いで街中を練りあるく。そんな子どもたちに、今度は町の人が柄杓やたらいで水を掛け、無病息災を祈願するというものです。
子どもたちの元気と水しぶきが大いにはじけ飛ぶ、活気あふれるお祭りです。

春を彩る、和の魅力たっぷりなイベント


毎年3月中旬~4月上旬に行われる春のイベント「肥前えむかえ繭玉まつり」。江迎商店街の店の軒先に、色とりどりの繭玉で彩られた柳や竹が並びます。
繭玉は、丸い芯材(発泡スチロール製のボール)にちりめんや古布などを差し込んでつくるもので、コロンとした愛らしい姿が特徴です。地域の人々が手作りした繭玉は町のあちこちに和の彩りを添え、華やかな春の風景を見せてくれます。


イベント期間中は「繭玉つくり体験」も楽しめますよ!(有料・要予約)

また、各種ステージイベントのほか、旬を迎えたシロウオの踊り食い大会、地元特産品や限定グルメの販売など、さまざまな催しが目白押しです。

お気に入りの着物で、和の色がてんてんと彩る江迎の小春散歩を。
四季を通じてさまざまな表情を見せてくれる歴史のまちに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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