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日本遺産に触れる旅「三川内焼(みかわちやき)絵付け体験♪」

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佐世保の伝統工芸品「三川内焼(みかわちやき)」をご存知ですか。
美しい白磁に、藍色の染付が特徴の三川内焼。
2016年には「日本磁器のふるさと 肥前~百花繚乱のやきもの散歩~」構成文化財の一つとして、日本遺産に認定されました。

その歴史は古く、今から400年以上前、豊臣秀吉が起こした朝鮮出兵の際、日本へ連れ帰られた陶工が、平戸で窯入れをしたのが始まりと言われています。その後は平戸藩の御用窯として栄え、19世紀、海外への輸出が始まると、その白磁の美しさ、技術力、繊細な染付などがヨーロッパで高く評価され、海外でも広く愛用されたといいます。

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「やきものの里」といわれる、佐世保市東部の三川内地区では、現在もその巧みな技術が受け継がれ、30以上の窯元が400年の伝統を誇る三川内焼をつくり続けています。

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そんな伝統ある器をひと目見てみたい!という方におすすめなのがここ。
三川内地区にある「三川内焼伝統産業会館(三川内焼美術館)」です。
三川内焼の歴史と現在の姿がじっくり堪能できるスポットで、絵付け体験もできますよ。

三川内焼伝統産業会館(三川内焼美術館)

住所/佐世保市三川内本町343
電話/0956-30-8311(三川内焼陶磁器工業協同組合) 開館時間/9:00~17:00
休館日/12月29日~1月3日 入館料/無料

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ここは現代窯元の作品が展示されているスペース。
佐世保市内の26の窯元の作品が並んでいます。

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同じ三川内焼でも、窯元によって作風が全然違っていておもしろいですよ。
どれが好みか話しながら、じっくり見ちゃいました。

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入口でひときわ目を引く大きなお皿!
これは三川内焼生誕400周年を記念して制作された「400人唐子の大皿」。
三川内焼の絵柄の特徴である、唐子ちゃんがこの皿の中に400人も描かれているんですよ。

す、すごい!でも、実は数人、他の唐子ちゃんとは少し違う唐子ちゃんがいるんです。
私は見つけましたよ♪ぜひ探してみてくださいね。

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唐子は中国では繁栄の象徴とされ、江戸時代後期から三川内焼の代表的なモチーフとして描かれてきたそうです。平戸藩御用窯の指定図柄として、三川内山以外の窯では焼くことができず「献上唐子」と呼ばれていたのだとか。唐子の数によって献上先が違い、7人は朝廷や将軍家、5人は諸大名への贈り物、3人は一般武士だったそうですよ。

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ここは「古平戸」といわれる三川内古陶磁器が展示されているスペース。
何百年も経っているとは思えないほど美しい白磁や、緻密な透かし彫り、厚さ1ミリにも満たない薄さのカップ、彫りや貼りつけを駆使した細工物など、息を呑むような作品ばかりです。

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硬い磁器質のやきものを柔らかく、そして生き物のように見せる細工物。
見てください!この磁器とは思えぬ細かな匠の技。
これが窯から出てくる瞬間を想像するだけで、胸が高鳴りますよね。

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入口右には絵付け体験コーナーがあります。
素焼きされた器に、呉須(ごす)という藍色の染料で、お好みの柄を描くことができます。
世界にひとつだけの器、つくってみませんか。

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私はマグカップを選びました。まずは鉛筆で下描きをします。
鉛筆の線は焼いた時に消えるので、線がダブったりしても気にしなくていいそうです。佐世保らしい器にしたくて、佐世保バーガーボーイを描いてみました。なかなか上手でしょ?

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こちらは唐子ちゃんを描いたようです。

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いよいよ、呉須で下描きをなぞっていきます。
緊張して、手が震える…。

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筆先で細い線を描くのは至難の業。
なかなか思うように描けません。

三川内焼の染付は、よく「一枚の絵のよう」だと評されますが、印刷の技術が進んだ現代でも、器の図柄はすべて手描き。陶工さんたちが絵画を描くように、器に柄をつけていくそうです。呉須の濃淡で遠近感や立体感を表現するのは、水墨画を思わせる見事な技術ですよね。

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時間も会話も忘れて、黙々と描きました。簡単に見えますが、呉須を含ませた筆を扱うだけでも一苦労。職人さんたちの凄さを実感しました。

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私のマグカップが完成しました!!
意外と上手にできたでしょ。

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唐子のお皿も完成!
あ、唐子ちゃんが佐世保バーガー持ってる!

初めての絵付けは、思ったより難しかったですが、ものすごく楽しかったです。これは旅の思い出にピッタリですよ。
10~15日ほどで焼きあがるとのこと。早くこれでコーヒー飲みたいな。

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三川内焼絵付け体験

絵付け器/丸6寸皿・湯呑み・マグカップの3種類から選択
料金/1,000円(税込)※送料は別途かかります
予約/10名以上の場合は要予約 所要日数/10~15日ほどで完成
TEL:0956-30-8311(三川内焼陶磁器工業協同組合)

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後日、焼き上がったマグカップが届きました♪
世界に一つだけのバーガーボーイマグカップです(^o^)

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